そろそろ離乳食でパンデビューを考える頃、「まず最初にあげるパンは何を選んだらいいの!?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
赤ちゃんが食べるものはできるだけ安心安全な食材を選んであげたいですよね。
超熟がいいと聞くけど、添加物などは本当に大丈夫?
手作りをしてみたいけど、パンなんて作ったこともないし、作り方が想像できない!
この記事では、こういった疑問に答えます。
私は現在、2人の男の子の母。
長男は初めての離乳食作りで右も左も分からず、口コミで知った「超熟」でパンデビューをしました。
そして、次男の離乳食パンデビューは手作りパンでした。
「おうちパン」の考案者、吉永麻衣子さんのパンレシピに出会い、驚くほど簡単に家で美味しいパンを焼くことができました。
市販のパンと手作りパンの両方を経験した私が、それぞれのメリット、手作りパンの作り方について紹介します。
超熟と手作りパン、どちらも試した私が徹底比較
超熟って実際どうなの?
みなさんが一番気になるところは、「体に悪いもの(添加物)は入っていないの?」というところではないでしょうか?
結論として、超熟は比較的安心と言えますが、無添加ではありません。
“超熟”は 、小麦粉、米粉、パン酵母、バター入りマーガリン、砂糖、食塩といったシンプルな素材で作られています。
参考:超熟公式サイトパン離乳食に超熟がおすすめな理由
市販のパンには「イーストフード」「乳化剤」が使用されている場合が多いですが、超熟にはイーストフード、乳化剤は使用されていません。
※「イーストフード」
パンの発酵に欠かせない「イースト」ですが、「イーストフード」とはイーストを活性させる食品添加物であり、毒性があります。
※「乳化剤」
「乳化剤」とは、水と油のように混じり合わないものを、均一に混ざりやすくするための食品添加物です。
超熟は、シンプルな素材で、安心感は高いと思われます。
しかし、気になるのは「バター入りマーガリン」というところですね。
マーガリンには「トランス脂肪酸」が含まれています。
「トランス脂肪酸」とは?
マーガリンは、アブラヤシの実やトウモロコシからできた食用の植物油に、化学的に水素を添加することによってできあがります。
この製造過程において腐った油と言われる「トランス脂肪酸」が発生します。
トランス脂肪酸は、心臓病のリスクを高めるなど、百害あって一利なしの添加物と言われています。
超熟は企業努力で、トランス脂肪酸の低減に取り組んでいるようですが、少量でも含まれることには違いはありません。
わずかな量のトランス脂肪酸を摂取したことで、直ちに人体に明らかな影響が出るかと言えばそうではないかもしれませんが、赤ちゃんの体にわざわざトランス脂肪酸を入れることは避けたいです。
コンビニやスーパーなどで購入できるという利便性は、超熟を選ぶメリットと言えます。
<超熟 まとめ>
・超熟は 、小麦粉、米粉、パン酵母、バター入りマーガリン、砂糖、食塩といったシンプルな素材で作られている。
・バター入りマーガリンには「トランス脂肪酸」が含まれている。
・コンビニやスーパーで購入でき、利便性が高い。
手作りパンは誰でも簡単に作れる!
ホームベーカリーがなくても、吉永麻衣子さんが考案した「おうちパン」レシピで、誰でも簡単に自宅でパンを焼くことができます。
私自身、おうちパンレシピに出会う前は、自分が自宅でパンを焼くなんて考えたこともありませんでした。
しかし、このレシピは本当に簡単です。
① 前日の夜に生地を作る(混ぜるだけ)
② 冷蔵庫で一晩寝かせて発酵させる
③ 翌朝オーブンで焼く
以上の3ステップで本当にパンが焼けてしまいます!
前日の夜に炊飯器にお米をセットしてタイマーをかける感覚で、前日にパンの仕込みが完了します。
材料は、
・小麦粉
・砂糖
・塩
・牛乳
・水
・インスタントドライイースト
インスタントドライイーストさえ準備すれば、あとは自宅にある材料で簡単にパンが作れます。
市販のパンに「塩」や「砂糖」、「添加物」がどれくらいの量が入っているかを想像することはなかなか難しいですが、手作りだと「何が」「どれくらい」入っているかを把握できます。
知らず知らずのうちに塩分を多量に摂取していた!ということも防げたりと、手作りをしてみると様々な気づきも得られます。
離乳食におすすめの「おうちパン」レシピ2選
レシピは転載が不可のため、下記のリンクからレシピの詳細をご覧ください。
「おうちパン」は、野菜を練り込むなどアレンジが自由自在です。

9ヶ月の次男には「にんじんのすりおろし入りのパン」、2歳の長男には「トウモロコシと枝豆のパン」を作り、喜んで完食しました♪
<手作りパン まとめ>
・ホームベーカリー無しでも簡単に自宅でパンが焼ける。
・焼きたての美味しいパンが食べれる。
・野菜を練り込むなど、アレンジが自由自在。
・手作りは材料がすべて把握できるため、安心で安全。
ちなみに、パン屋さんのパンってどうなの?
パン屋さんなら安心感があるような気がする…
という疑問も出てきますよね。
パン屋さんのパンははちみつを使用している場合があるので要注意です
※1歳未満の赤ちゃんは乳児ボツリヌス症の危険性があるためはつみつは与えてはいけません。
心配な場合は、パン屋さんの店員さんにはちみつを使用していないか尋ねてみましょう。
また、パン屋さんによっては、工場で作り添加物を使用しているパンを置いているお店もあるため、原材料表記がある場合は確認してみてください。
まとめ
赤ちゃんのパン離乳食の導入に、手軽に購入したいという方には超熟がおすすめです。
一方で、手作りパンもとても簡単に作ることができます。
私は紹介した「おうちパン」レシピに出会ってから、スーパーで市販のパンを買うことはなくなりました。
自宅で朝から焼きたてのパンが食べれるので、とても幸せな気分になります。
安心安全の愛情たっぷり手作りパンで、赤ちゃんも喜ぶこと間違いなしです♪
